続き

才能があるのか、はたまな無いのか、
微量だったけれどもあったものが枯渇したのか。

今、私が生業としているものは
小学生のころになりたかったもの、に近いもの。

一度、それに関連する別のことに手を出して、
そこそこの評価を得るも、ちっぽけなプライドを潰された。

些細な羽音に耳を奪われ、一度捨ててしまったこと。
今更、それを始めたいと思う自分がいる。

器用貧乏。
私を評してよく人が使う言葉。

マン・レイは多芸多才の男というタイトルで
ジャン・コクトーの写真を撮った。

全てを極めてしまえばいいのだ。